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J2310 円光大師行状画図翼賛 円智・義山 画像

続浄の割書は、青字で小さく表示。

巻_頁段行 本文
J16_0613A01: て上人の弟子となり。ひとすぢに淨土門にぞいり給
J16_0613A02: ける。まのあたり上人の眼光を拜して後は。信仰こと
J16_0613A03: にふかし。圓戒をつたへて天下の和尚たりき。稽古
J16_0613A04: を事とせず小學の單修をこのみて。學問選擇集には
J16_0613A05: すぐへからずとそ申されける。年たけ齡かたぶくま
J16_0613A06: まに道心いよいよ堅固にして。專修功つもり。行德
J16_0613A07: あらはれければ。世こぞりてこれをたうとひき。毘
J16_0613A08: 沙門堂の法印明禪。最後の知識には。この人をぞも
J16_0613A09: ちゐられける
J16_0613A10: ●實全ハ第十四卷ニ見エタリ
J16_0613A11: ●瑜伽ノ壇第三卷ニ見ユ壇及下ノ窓ハ行者ノ居所
J16_0613A12: ヲイヘリ●即身義云四種曼荼各不離者大日經説
J16_0613A13: 一切如來有三種秘密身謂字印形像字者法曼荼
J16_0613A14: 羅印謂種種幖幟即三昧耶曼荼羅形者相好具足
J16_0613A15: 身即大曼荼羅此三種身各具威儀事業是名羯磨
J16_0613A16: 曼荼羅是四曼荼羅若依金剛頂經是名四種智
J16_0613A17: 〓如是四種曼荼四種智印其數無量一一量同虚
J16_0613B18: 空彼不離此此不離彼猶如空光無礙不遠
J16_0613B19: 故云四種曼荼各不離不離即是即義取意ハナブサ
J16_0613B20: ハ英ノ字ナリ德ヲホメタル詞ナリ次下ノ月准之
J16_0613B21: ●十八會指歸云於初品大日經金剛界品中説毘盧遮那佛受
J16_0613B22: 用身以五相現成等正覺五相所謂通達本心修
J16_0613B23: 菩提心成金剛心證金剛身佛身圓滿●器用ハ法水ヲ
J16_0613B24: 入テ用ユルニ堪ルナリ陸賈新語云立則爲衆木之
J16_0613B25: 宗仆則爲萬世之用白氏文集五十五張正一學行器用
J16_0613B26: 爲時所稱●附弟ハ己證ノ佛法ヲ附屬スル弟子
J16_0613B27: ナリ實全僧正ハ妙法院ノ一世昌雲大僧正ノ入室
J16_0613B28: 惠淵阿闍梨灌頂ノ弟子ナリキ時ニ傳法ニ人ヲ闕ケ
J16_0613B29: ルニ此御房其機ニアタレルニヤ●浮生ノ名利ヲイ
J16_0613B30: トフ等トハ續後撰集ニ發心ノハジメ讀侍ケル湛
J16_0613B31: 空上人六ノ道イクメグリシテアヒヌラン十聲一
J16_0613B32: コヱ捨ヌ誓ニ●上人ノ眼光ヲ拜セシコト第八卷
J16_0613B33: ノ始ニ見エタリ●圓戒嫡傳ノ人ヲ選テ立テ戒和
J16_0613B34: 尚ト定メ此戒一途ノ事推テ一身ニ歸セシム一山

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