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J2310 円光大師行状画図翼賛 円智・義山 画像

続浄の割書は、青字で小さく表示。

巻_頁段行 本文
J16_0569A01: 圓光大師行狀畵圖翼贊卷三十九
J16_0569A02:
J16_0569A03: 事義
J16_0569A04:
J16_0569A05: 傳本第三十九
J16_0569A06: 上人臨終のとき遺言のむねあり。孝養のために。精
J16_0569A07: 舍建立のいとなみをなすことなかれ。心ざしあらは。
J16_0569A08: をのをの群集せず。念佛して恩を報ずへし。もし群
J16_0569A09: 集あれは鬪諍の因縁なりとの給へり。しかれとも法
J16_0569A10: 蓮房。世間の風儀に順して。念佛のほかの。七日七
J16_0569A11: 日の佛事を修すへきよし申されけれは。諸人これに
J16_0569A12: したがふ。
J16_0569A13: ●臨終遺言ハ漢語燈錄ニ沒後起請文ヲ載テイハク
J16_0569A14: 起請沒後二箇條之事今私ニ云ク後ノ一條ハ第四十五卷ニ注ス然ニ此ノ文記シ畢テ云ク建久九年四月八日ト
J16_0569A15: 然レハ御臨終十四年已前預メ此ノ事アリト聞エタリ
J16_0569A16: 一葬家追善事
J16_0569A17: 蓋夫獨處閑居修道之要憒閙世事道念紛亂予
J16_0569A18: 沒後有志之輩遺弟同法等全不可群會一所者也
J16_0569B19: 其故何者雖復似和合集則起鬪諍此言
J16_0569B20: 誠哉甚可謹愼若然者我同法等於我沒後各各
J16_0569B21: 別住不如不會鬪諍之基由集會故也羡我
J16_0569B22: 弟子同法等當各閑住本在草菴苦祈新生蓮
J16_0569B23: 臺莫努努群居一所致諍論起忿怒有知恩
J16_0569B24: 志之人毫末不可違予遺誡者也兼又沒後追善
J16_0569B25: 之儀則亦深記予所存圖佛寫經等善浴室檀施等
J16_0569B26: 行一向不可修之若有報恩志之人唯應一向
J16_0569B27: 修念佛之行平生之時既就自行化他唯局念佛
J16_0569B28: 之行沒故之後爲報恩追修寧雜自餘之修善哉
J16_0569B29: 但於念佛行尚切加用心或眼閉之後一晝夜自即
J16_0569B30: 時始之或氣絶之後七晝夜自即日始之標誠至
J16_0569B31: 心各修念佛中陰之間不斷念佛動生懈倦
J16_0569B32: 之咎還闕勇進之行凡沒後行儀皆應用眞實心
J16_0569B33: 可棄虚假行有志之倫勿乖遺言矣●羣集ハ
J16_0569B34: 鬪諍ノ因縁トハ淨心誡觀偈云正法證道時淨法調
J16_0569B35: 衆生隨事秉羯磨除垢獲三明像法盡至末

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