浄土宗全書を検索する
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巻_頁段行 | 本文 |
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J16_0480A01: | 圓光大師行狀畵圖翼贊卷三十一 |
J16_0480A02: | |
J16_0480A03: | 事義 |
J16_0480A04: | |
J16_0480A05: | 傳本第三十一 |
J16_0480A06: | 上人の勸化。一朝にみち四海にをよぶ。しかるに門 |
J16_0480A07: | 弟の中に。專修に名をかり本願に事をよせて放逸の |
J16_0480A08: | わざをなすものおほかりけり。これによりて。南都 |
J16_0480A09: | 北嶺の衆徒。念佛の興行をとどめ。上人の化導を障 |
J16_0480A10: | 礙せんとす。土御門院の御宇門徒のあやまりを師範 |
J16_0480A11: | におほせて。蜂起するよしきこえしかども。なにと |
J16_0480A12: | なくてやみにしほどに。元久元年の冬の比。山門大 |
J16_0480A13: | 講堂の庭に三塔會合して。專修念佛を停止すべきよ |
J16_0480A14: | し。座主大僧正眞性に訴申けり。 |
J16_0480A15: | ●土御門院ハ人皇八十三代諱爲仁後鳥羽院第一御子也御母在子號承明門院内大臣正一位源通親公之養子實ハ法印能圓之女也●大僧正眞性ハ後白川院孫王三條宮以仁王第一子母ハ民部大輔忠成ノ女昌雲前大僧正ノ入室明雲大僧正承仁親王等ノ弟子契 |
J16_0480B16: | 仲阿闍梨灌頂ノ弟子慈鎭前大僧正ニ重受建仁三年八月廿八日任座主年三十七﨟廿一第六十七世 |
J16_0480B17: | 畫圖 |
J16_0480B18: | ●三長記云元久三年私ニ云改元シテ建永元年二月卅日辛巳晴今朝 |
J16_0480B19: | 源空上人一弟二人爲弘通念佛依謗諸佛諸 |
J16_0480B20: | 敎被勘罪名宣下中宮權大夫了其狀如此 |
J16_0480B21: | 元久三年二月卅日 宣旨 |
J16_0480B22: | 沙門行空忽立一念往生之義故勸十戒毀犯之 |
J16_0480B23: | 業恣謗餘佛願違失念佛行沙門遵西稱專 |
J16_0480B24: | 修毀破餘敎任雅執遏妨衆善宜令明法 |
J16_0480B25: | 博士勘申件二人罪名 |
J16_0480B26: | 藏人頭左中辨藤原長兼奉 |
J16_0480B27: | 件兩人遵西者安樂房也行空者法本房也於行空者 |
J16_0480B28: | 殊依不當源空上人放一弟了 |
J16_0480B29: | 五師申云源空佛法怨敵也子細度度言上了其身並弟 |
J16_0480B30: | 子安樂成覺住蓮法本等可被行罪科私ニ云ク五師トハ者興 |
J16_0480B31: | 福寺ノ之僧徒ナリ也 |