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J2310 円光大師行状画図翼賛 円智・義山 画像

続浄の割書は、青字で小さく表示。

巻_頁段行 本文
J16_0457A01: 詔而已注ニ擧毫毛之事ト此ニ言心ハ微細ノ事
J16_0457A02: トモ一一ニ盡シカタシトナリ●承元ハ土御門院ノ
J16_0457A03: 御宇ナリ大師時ニ七十七勝尾寺ニ居住シ給ヘリ名
J16_0457A04: 義集九卷傳ニ配所ニテカカレタルト云ハナヲ畿内
J16_0457A05: ニ住シテ洛中ノ往還ヲ許サレヌ時ナレハ配所ト云
J16_0457A06: ナリ是シハラク遠流ヲ許シテ近流ニ處セラルルノ
J16_0457A07: 意ナルヘシ
J16_0457A08: ●念佛要文集未檢
J16_0457A09:
J16_0457A10:
J16_0457A11:
J16_0457A12:
J16_0457A13:
J16_0457A14:
J16_0457A15:
J16_0457A16:
J16_0457A17: 卷二十九終
J16_0457B18: 圓光大師行狀畵圖翼贊卷三十
J16_0457B19:
J16_0457B20: 事義
J16_0457B21:
J16_0457B22: 傳本第三十
J16_0457B23: 上人の師範。功德院の肥後阿闍梨皇圓は。叡山杉生
J16_0457B24: 法橋皇覺の弟子にて。顯密の碩才なりき。しかるに
J16_0457B25: つらつら思惟すらく。自身の機分をはかるに。この
J16_0457B26: たびたやすく生死を出べからす。もしたびたび生を
J16_0457B27: あらためは。隔生即忘して。定て佛法をわするへ
J16_0457B28: し。今たまたま人身をうくといへとも恨らくは二佛
J16_0457B29: の中間にして。なほ生死に輪廻せんことを。しかじ
J16_0457B30: 長命の報を得て。慈尊の出世にあはんには。命なが
J16_0457B31: きもの。虵にすぎたるはなし。我かならす大虵の身
J16_0457B32: をうくへし。但大海は金翅鳥の恐あり。池にすまん
J16_0457B33: と思ひて。遠江國笠原庄に。さくらの池と云池あ
J16_0457B34: り。かの所の領家に申うけて。放文をとり。命終の
J16_0457B35: とき。水をこひ掌の中に入てをはりにけり。其後雨

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