浄土宗全書を検索する
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巻_頁段行 | 本文 |
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J16_0360A01: | 念佛ヨクヨク申サハ妄念モオノツカラ起ラサルヘ |
J16_0360A02: | シタタ申スヘシトナリ |
J16_0360A03: | 一ねてもさめても。口あらはで。念佛申候はんはい |
J16_0360A04: | かが候べき。答。くるしからず。 |
J16_0360A05: | 一六齋に。にら。ひるいかに。答。めさざらんはよ |
J16_0360A06: | く候。 |
J16_0360A07: | 一毎日の所作に。六萬十萬の數遍を。念珠をくりて |
J16_0360A08: | 申候はんと。二萬三萬を念珠をたしかに一つつ申 |
J16_0360A09: | 候はんと。いづれかよく候べき。答。凡夫のならひ |
J16_0360A10: | 二萬三萬をあつとも。如法にはかなひがたからん。 |
J16_0360A11: | ただ數遍のおほからんにはすぐべからず。名號を |
J16_0360A12: | 相續せんためなり。かならずしもかずを要とする |
J16_0360A13: | にはあらず。ただ常に念佛せんがためなり。かず |
J16_0360A14: | をさだめぬは懈怠の因縁なれば數遍をすすむるに |
J16_0360A15: | て候。 |
J16_0360A16: | ●念珠錄ニハズズ次下同之●カスヲ要トスルニ |
J16_0360A17: | アラストハ玉葉集ニアル人石淸水ノ社ニコモリテ |
J16_0360B18: | 念佛ノ數返ハオホククルコソスグレタレト申人侍 |
J16_0360B19: | ケルヲ又シツカニヒトツツツコソ申ヘケレト申人 |
J16_0360B20: | 侍ケレハイツレカ誠ニヨキナラントオホツカナク |
J16_0360B21: | 思ヒテネタル夢ニカク見エケルトナントテ谷川ノ |
J16_0360B22: | 木ノ葉カクレノ埋水ナカルルモユクシタタルモ行 |
J16_0360B23: | 一魚鳥くひて。いかけして。經はよみ候べきか。答。 |
J16_0360B24: | いかけしてよむ本體にて候。せでよむは。功德と |
J16_0360B25: | 罪と共に候。但いかけせでも。よまぬよりは。よ |
J16_0360B26: | むはよく候。 |
J16_0360B27: | ●イカケハカカリ湯ノ類ナルヘシ或ハ今ノ俗鹽灰 |
J16_0360B28: | ニテ身ヲ淸ムナト云事ノアル此類ナルニヤ源氏ニ |
J16_0360B29: | ザトイカケシ給フ槇柱トアテ沃懸ノ字ナリ字彙ニ沃 |
J16_0360B30: | 音屋漑灌也ソソクト讀リ淮南子原道訓ニ以湯沃 |
J16_0360B31: | 沸ト但源氏ハ灰ヲ打カケタルヲイヘリ一書ニ沃 |
J16_0360B32: | 懸地太刀ヲ蒔繪太刀ナリトアリサレハイカケトハ |
J16_0360B33: | 惣シテ物ヲマキカケルヲ云ト聞エタリ |
J16_0360B34: | 一所作かきてしいれ。かねてかかんずるを。まづし |