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J2310 円光大師行状画図翼賛 円智・義山 画像

続浄の割書は、青字で小さく表示。

巻_頁段行 本文
J16_0259A01: トモ當品ノ經文ニ修行諸戒ト云ヘリサレハ經ノ文
J16_0259A02: ニ依テ沙彌戒受持ノ人ナレハ中品上生トスルニヤ
J16_0259A03: ●此歌或説ニ前太政大臣公繼公ト云ハ非也拾玉集
J16_0259A04: ニ公經公狀云九品愚詠叶御意候返返爲悅之至
J16_0259A05: 無申限候相搆早早繪堂可拜見候抑繪堂罷入
J16_0259A06: 事候ハ可汰汰進之由昨日令申候無事不審候略書
J16_0259A07: 貞應二年ノ春ノ事ナリ
J16_0259A08: 中品中生 少將義孝保胤往生傳有夢告
J16_0259A09: 天延之比無常理 子葉落風槐體家
J16_0259A10: 故苑露消空暗涙 荒原煙盡只春霞
J16_0259A11: 羽林昔有雙棲鳥 夢路今攀一詠花
J16_0259A12: 極樂界中詩上趣 品生所示足相加
J16_0259A13: ●保胤往生傳一卷自序云今檢國史及諸人別傳等
J16_0259A14: 有異相往生者兼亦訪於故老都盧得四十餘人
J16_0259A15: 予感歎伏膺聊記操行號曰日本往生極樂記云云
J16_0259A16: 文云右近衛少將藤原義孝太政大臣贈正一位謙德公
J16_0259A17: 第四子也深歸佛法終斷葷腥勤王之間誦法華
J16_0259B18: 經天延二年秋病疱瘡而卒矣命終之時誦方便
J16_0259B19: 品氣絶之後異香滿室同府亞相藤原高遠同在禁
J16_0259B20: 省相友善矣義孝卒後不幾夢裏相伴宛如平生
J16_0259B21: 便詠一句詩其詩曰昔契蓬萊宮裏月今遊極樂界中
J16_0259B22: 云云又釋書ニ見エタリ此傳亦品位ヲ指示セス今何
J16_0259B23: レニ依テ此品ニ取レルヤ又是寫手ノ脱落ニヤ謙德
J16_0259B24: 公ハ鎌足十二代之孫九條右府師輔公之一男也義孝
J16_0259B25: 朝臣其次男ニテ兄ヲハ左少將擧賢ト申テ世ニ前少
J16_0259B26: 將ト號シキ義孝ハ右少將ニテ世ニ後少將ト號シキ
J16_0259B27: 兄弟同腹ニテ母ハ三品代明親王ノ女也兩人同日ニ
J16_0259B28: 卒給系圖等ケレハ父母ノ御歎ヤル方ナカリシト大鏡
J16_0259B29: ニモ注シキ●天延ハ圓融院御宇ノ年號也槐體家ト
J16_0259B30: ハ三公ノ家ヲ云三公ハ槐ヲ門前ニ植レハナリ周
J16_0259B31: 禮云面三槐三公位焉注槐之言懷也取懷人之
J16_0259B32: 義ト故苑ハ昔主ノ愛セシ花園荒原ハ今荒タル
J16_0259B33: 艸野ナリ羽林次將ハ少將ノ唐名雙棲鳥ハ親友ナ
J16_0259B34:

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