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J2310 円光大師行状画図翼賛 円智・義山 画像

続浄の割書は、青字で小さく表示。

巻_頁段行 本文
J16_0160A01: 吉水ニウツリ給第六卷ナトアルハ壽永以前承安ノ末
J16_0160A02: ノ比マテ七八年ノ内ノ事ナリ若ハ吉水ノ御房ニテ
J16_0160A03: 此亂逆ヲ見給フニヤ上ニモ源平ノ亂ヨリ以前嵯峨
J16_0160A04: ニ住タリシナトアリ又二尊院ハ上人草庵ヲ結テカ
J16_0160A05: ヨヒ給シ地ナリ第四十三トアレハ御遁世ノ始承安ノ末
J16_0160A06: ノ比ヨリ七八年ニ涉テ吉水ヲ本所トシテ嵯峨ニモ
J16_0160A07: 通ヒ住セケルニヤ又建久四年熊谷傳建仁二年禪勝房傳同吉
J16_0160A08: 水ニ住シ給ヘリ
J16_0160A09:
J16_0160A10:
J16_0160A11:
J16_0160A12:
J16_0160A13:
J16_0160A14:
J16_0160A15:
J16_0160A16:
J16_0160A17: 卷五終
J16_0160B18: 圓光大師行狀畵圖翼贊卷六
J16_0160B19:
J16_0160B20: 事義
J16_0160B21:
J16_0160B22: 傳本第六
J16_0160B23: 上人聖道諸宗の敎門にあきらかなりしかは。法相三
J16_0160B24: 論の碩德。面面にその義解を感し。天台華嚴の明匠。
J16_0160B25: 一一にかの宏才をほむ。しかれどもなほ出離の道に
J16_0160B26: わづらひて。身心やすからす。順次解脱の要路をし
J16_0160B27: らんために。一切經を。ひらき見たまふこと五返な
J16_0160B28: り。一代の敎迹につきて。つらつら思惟したまふ
J16_0160B29: に。かれもかたく。これもかたし。しかるに惠心の
J16_0160B30: 往生要集。もはら善導和尚の釋義をもて指南とせ
J16_0160B31: り。これにつきてひらき見給に。かの釋には。亂想
J16_0160B32: の凡夫。稱名の行によりて。順次に淨土に。生すべ
J16_0160B33: きむねを判じて。凡夫の出離を。たやすくすすめら
J16_0160B34: れたり。藏經披覽のたびに。これをうかがふといへ
J16_0160B35: ども。とりわき見給こと三返。つゐに一心專念彌陀

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