浄土宗全書を検索する
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巻_頁段行 | 本文 |
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J16_0105A01: | シ業ヲ造ラシム依之終ニ惡道ニツナガル安樂集 |
J16_0105A02: | 上云諸凡夫心如野馬識劇猨猴馳騁六塵何曾 |
J16_0105A03: | 停息序分義云凡夫障重妄愛迷深不謂三惡火坑 |
J16_0105A04: | 闇在人之足下●天台淨影等ノ諸ノ人師ノ釋義 |
J16_0105A05: | ヲ指テ諸家ノ解釋ト云ナリ●楚辭云春蘭兮秋菊長 |
J16_0105A06: | 無絶兮終古宋謝靈運ガ傳論云標能擅美唐高 |
J16_0105A07: | 僧神素傳云學者言語聽覽不倦則傑高於素鄭重 |
J16_0105A08: | 挍捔開生學意則素賢於傑故晋川稱二公可 |
J16_0105A09: | 信春蘭秋菊各擅其美略書●慈雲ノ往生傳擇 |
J16_0105A10: | 映ノ修證用欽ノ白蓮記並ニ志磐ノ佛祖統紀等ミナ |
J16_0105A11: | 善導ハ彌陀ノ化身ナリト云●第八卷ノ鏡ノ影像ノ |
J16_0105A12: | 段第三十五卷ノ終ナトニ具ニ誠説アリ諸家ノ傳記 |
J16_0105A13: | 多クハ大師ハ勢至ノ應現ナリト云ヘリ古今著聞ニ |
J16_0105A14: | 源空上人ハ直人ニハオハセサリケリ勢至菩薩ノ化 |
J16_0105A15: | 身トモ申ス其證明也トテ建保四年四月廿六日ノ夜 |
J16_0105A16: | 公胤僧正ノ夢ニ見侍ケル上人ノ御告トシテ五言十 |
J16_0105A17: | 六句ノ偈ノ中ニ源空本地身大勢至菩薩ト云句ヲ |
J16_0105B18: | 引テ勢至菩薩ノ化身ト云事是ヨリ符合スル所ナリ |
J16_0105B19: | ト記サレタリ此義ハ九卷傳ニモ載ラレタリ一説ニ |
J16_0105B20: | ハ彌陀ノ化身トモ云事第十二卷ニ注ガ如シ |
J16_0105B21: | しかるに上人遷化ののち。星霜ややつもれり。敎誡 |
J16_0105B22: | のことば利益のあと。人やうやくこれをそらんぜ |
J16_0105B23: | す。もししるして後代にとどめずは。たれか賢を見 |
J16_0105B24: | てひとしからんことをおもひ。出離の要路ある事を |
J16_0105B25: | しらん。これによりてひろく前聞をとふらひ。あま |
J16_0105B26: | ねく舊記をかんかへ。まことをえらひ。あやまりを |
J16_0105B27: | ただして。粗始終の行狀を勒するところなり。をろ |
J16_0105B28: | かなる人のさとりやすく。見んものの信をすすめん |
J16_0105B29: | がために。數軸の畵圖にあらはして。萬代の明鑑に |
J16_0105B30: | そなふ。往生をこひねかはん輩。誰か此こころさし |
J16_0105B31: | を嘉せざらむ。 |
J16_0105B32: | ●杜牧集ニ經幾年曰幾換星霜楚戸砧ニ居 |
J16_0105B33: | 楚三易星霜白氏文集十三ニ荏苒星霜換迴環節候 |
J16_0105B34: | 推●倶舍頌疏云敎是敎授令人修善誡是誡勗令 |