飲食おんじきや衣服えぶくなどを、道俗・男女・貴賤といったあらゆる区別にかかわらず施す法会のこと。大施会、無遮会、無遮施会などともいわれる。施すものや行うときに限定を設けず、あるいは集まる人に区別がないというように、あらゆる遮りがない法会であるといわれる。
【執筆者:石田一裕】