石井教道著。昭和一五年(一九四〇)一一月、松林宗学研究会発行。法然の伝歴と思想がまとめられている。上篇・発心の巻、中篇・法味の巻、下篇・化導の巻の三編に分かれ、それぞれ、誕生から立教開宗、教義内容、大原問答から滅後の法難までが述べられている。
【執筆者:沼倉雄人】