法そのもののこと。有為や無為の法の本体。体はⓈsvabhāvaの訳であり、自性、あるいは自体とも漢訳する。また、教えそのもの、教えの中心を意味する。浄土教では、信・行の対象である阿弥陀仏の名号や念仏をさす。さらに、法衣を着用する出家の姿、および剃髪して僧形となることをいう。
【参照項目】➡三世実有・法体恒有
【執筆者:南清隆】