礼拝作法の一つ。仏前や牌前、あるいは伝灯(戒)師・導師に対し、前に上品礼を三度、後に上品礼を一度すること。また授与十念・焼香等の作法の前後に無言三拝、無言一拝することをいう。三唱三礼と三唱一礼の場合もある。また、一法会が二座以上の法要に分けて修すときで、序分と流通分を略する場合に、導師は入堂焼香してから無言三拝をし、一座の法要が終了したときに無言一拝して退堂する。
【執筆者:坂上典翁】