尺貫法における長さの単位で、約一・八一八二メートルに相当する。そもそも、柱と柱の間である柱間はしらまの数を数える単位であった。時代によって一間の長さに変化がみられ、一〇尺の時代から一五世紀中頃には六尺五寸、江戸時代には六尺一寸を経て明治二四年(一八九一)の度量衡法において六尺となった。一町は六〇間。なお行道などでは一間を六単歩で進むこととされる。
【執筆者:菊山隆嘉】