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感霊

提供: 新纂浄土宗大辞典

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かんりょう/感霊

享保四年(一七一九)—天明三年(一七八三)一〇月七日。洞蓮社神誉山阿、あざな愚痴海。金戒光明寺四五世。摂津国有馬(神戸市北区有馬町)の出身で、明和八年(一七七一)六月二六日に小金東漸寺三二世の住職に就任。安永三年(一七七四)五月一九日に金戒光明寺晋董し、四五世の法灯を受け継いだが、黒谷在任中の同五年一二月二七日に失火が原因で本堂方丈庫裡のすべてを焼失するといった事態に見舞われたため、再建復興に献身した。世寿六五歳。


【資料】『黒谷誌要』『小金東漸寺志』(共に浄全二〇)、『浄源脈譜』『三縁山志』八(共に浄全一九)


【執筆者:井野周隆】