法然が仁和寺に住む尼に示した言葉。千部の『法華経』を読む誓いを立てたが、高齢のためそれを果たせないがどうするべきかと問う尼に、法然は、残りは一向に念仏すればよいと述べている。後に尼は往生を遂げたという。
【所収】聖典六・二五一、昭法全七三六
【執筆者:編集部】