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法伝寺

提供: 新纂浄土宗大辞典

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ほうでんじ/法伝寺

京都市伏見区下鳥羽中三町。瑞華山薬師院。京都教区№二九九。聖武天皇の勅願所にして、神亀三年(七二六)行基開基として法田寺と号す。はじめ真言宗三論宗の説も有り)であったが、後に知恩院一一世円智が閑居して浄土宗に改める。中興円説より木魚による念仏が始まり、その根源地として「木魚本山」の記述が残る。また中本山として末寺十数箇寺を有していた。


【資料】『蓮門精舎旧詞』五、『鎮流祖伝』四、『円光大師御遺跡四十八所幷番外巡拝記』


【参照項目】➡円説


【執筆者:伊藤正芳】