法然が尼や女房たちに女人往生の旨を示した言葉。阿弥陀仏の本願は女人にも働いており、女人であることが極楽往生の障さわりにはならない旨を述べている。法然の言葉を聞いて、その場にいた女房たちは涙を流し、念仏の門に入ったという。
【所収】昭法全七〇四~八、法伝全三八三下~六上、同四九二~四、聖典六・二三二~四
【執筆者:編集部】