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二枚起請文附二枚起請文添書

提供: 新纂浄土宗大辞典

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にまいきしょうもんつけたりにまいきしょうもんそえがき/二枚起請文附二枚起請文添書

法然作。「二枚起請文」は和文、添書は漢文で記されている。添書は末尾に正月二四日とあり、「予の滅後において…」(昭法全一一三〇)とあることから、建暦二年(一二一二)のものであろう。同様に「二枚起請文」も同年のものと考えられる。「二枚起請文」には往生のためには称名が最も重要であることが述べられている。また添書から、これが聖光に残されたものであることが理解される。


【所収】昭法全一一二九~三一


【執筆者:石田一裕】