各寺院の檀信徒の代表者。「檀信徒規程」(宗規第五号)には、「檀信徒の代表を総代といい、檀信徒のうちから衆望の帰する者について住職又は主任がこれを委嘱する」と定められている。総代は住職を扶けて率先して寺門の興隆に努めることがのぞまれる。総代の資格、員数、任期およびその他の必要な事項はそれぞれの寺院規則で定められるが、寺院規則の定めるところにより責任役員となることができる。総代を委嘱・解嘱したときは速やかに宗務総長に届け出る必要がある。
【参照項目】➡檀家、寺檀、寺檀制度
【執筆者:今岡達雄】