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大照学園

提供: 新纂浄土宗大辞典

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たいしょうがくえん/大照学園

社会福祉法人。京都市東山区林下町。大正一五年(一九二六)、創立者竹内大観により要保護少年の補導を目的とした私立矯正施設として、本覚寺境内塔頭たっちゅう玄昌院跡地に誕生。初代理事長には良正院住職細井照道が就任した。その後昭和二四年(一九四九)少年法の改正により保護少年施設から聴覚障害児施設へと変更。同三二年には、細井弘順が学園長に就任した。同三七年三月、聴覚障害児施設を廃止し、同年四月に知的障害児施設として改新、同四三年に知的障害者通所授産施設、平成一一年(一九九九)に更生部が併設された。


【参考】浄土宗総合研究所編『浄土宗社会福祉施設総覧—戦前期設立施設法人編』(浄土宗総合研究所、二〇〇八)


【執筆者:石川基樹】