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信慧

提供: 新纂浄土宗大辞典

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しんえ/信慧

元久二年(一二〇五)—弘安四年(一二八一)。蓮寂房ともいう。百万遍知恩寺三世。高野太政大臣藤原兼房の孫、大納言兼良の子。源智に嗣法し、賀茂の功徳院を継いだ。文永のころ(一二六四—一二七五)に鎮西派の良忠と両流を校合し、全く相違がなかったため信慧とその門流は鎮西派に合流したという(『四十八巻伝』四六、聖典六・七二七)。


【資料】『翼賛』五八、『百万遍知恩寺誌要』


【参考】三田全信『改訂増補 浄土宗史の諸研究』(山喜房仏書林、一九八〇)


【執筆者:齋藤蒙光】