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浄土宗児童教化連盟

提供: 新纂浄土宗大辞典

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じょうどしゅうじどうきょうかれんめい/浄土宗児童教化連盟

浄土宗公益教化事業団体の一つ。「公益教化事業奨励規程」(宗規第二八号)に基づいて、児童教化の推進と会員相互の研鑽を目的とする。会員の対象は教師寺庭婦人寺族とし、教区組織をもって構成する。昭和四四年(一九六九)三月一三日設立。前身は浄土宗少年会および浄土宗児童協会高橋良和・内山憲尚・水谷大成・神戸光雄らが中心となって同連盟結成の準備が進められ、第三回浄土宗総合教化大会の一部門として結成大会が開催された。当初は教区支部の結成は順調ではなかったが、教区教化団の尽力もあって次第に会員数も増加し、教区組織の強化も進んだ。老若男女の会員が次代を担う檀信徒教化育成に携わっている。指導者の養成ならびに研修会の開催、土曜・日曜学校や子ども会等の開設の推進をはじめ、教化ポスターや児童教化の手引書の発行、「こどものつどい」の開催、全国青少年奉納書道展の開催、花まつりキャンペーンの実施、子ども向け施本・教化紙の発刊、教材の製作等を行っている。


【参照項目】➡浄土宗児童協会


【執筆者:福井純史】