川端信之
提供: 新纂浄土宗大辞典
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かわばたしんし/川端信之
明治七年(一八七四)七月一日—昭和二一年(一九四六)八月二三日。心蓮社源誉徴阿。字は建翁、または如鏡。金戒光明寺六六世。福井県丹生郡大虫村(現・越前市)に川端甚四郎の三男として生まれる。明治三一年(一八九八)に浄土宗学本校、同三四年には京都帝国大学法科大学政治科を卒業し、林西寺(埼玉県越谷市)の住職となった。大正二年(一九一三)に宗会議員となり、同八年浄国寺(さいたま市岩槻区)四九世に就任した後、同一一年に筑後の善導寺六〇世、昭和二〇年(一九四五)に知恩院執事長、同二一年に金戒光明寺六六世を歴任した。
【参考】大橋俊雄『浄土宗人名事典』(斎々坊、二〇〇一)
【執筆者:齋藤知明】