『梵網経』に説かれる四十八軽戒しじゅうはっきょうかいのうち第三三戒のこと。悪心を抱くことにより、さまざまな闘技や争いを観たり、さまざまな音楽を聴いたり、さまざまな遊技や賭博、占いを行ったり、あるいは盗賊となったりすることがあれば軽垢罪きょうくざいに当たるとしてこれを制する。
【参考】石田瑞麿『仏典講座一四 梵網経』(大蔵出版、一九七一)
【参照項目】➡四十八軽戒、軽垢罪
【執筆者:袖山榮輝】