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法類

提供: 新纂浄土宗大辞典

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ほうるい/法類

寺院または住職法縁関係にある教師の呼称。血族における親戚関係を親類と呼ぶように、法脈の継承に関連する法縁関係を法類と呼んでいる。法縁関係には寺院を中心とする寺附てらつき法類と、僧侶個人の師資による身附みつき法類がある。浄土宗の「法類規程」(宗規第一九号)第一条では、寺院または住職法縁関係にあるもののうちから住職が選定し、本宗に保管する法類台帳に登録された教師法類とされ、寺附と身附の区別をしていない。法類住職を扶け、住職が死亡したときは寺族の保護を行う。


【参照項目】➡法類総代


【執筆者:今岡達雄】