「浄土宗派承継譜」の版間の差分
提供: 新纂浄土宗大辞典
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2018年3月30日 (金) 06:25時点における最新版
じょうどしゅうはしょうけいふ/浄土宗派承継譜
一巻。禅林寺貞準撰。一般に『蓮門宗派』と呼ばれる西山派の法系譜『浄土宗三国伝来血脈譜』(別名「大血脈」)に増補を加え、貞享元年(一六八四)に大判の折本として出版したもの。翌二年に著者貞準は没したが、同年、門弟たちによって改訂再版された。釈迦・弥陀二尊より法然までの仏法の相承、さらに証空・信空・湛空等、分流した浄土宗各派の系図を示しつつ、貞準とその門下に至る西山派西谷義吾妻系の相承の軌跡を記録している。
【参照項目】➡蓮門宗派
【執筆者:稲田廣演】