「浄土教教理史」の版間の差分
提供: 新纂浄土宗大辞典
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2018年3月30日 (金) 06:25時点における最新版
じょうどきょうきょうりし/浄土教教理史
石田充之著。昭和三七年(一九六二)一一月、平楽寺書店刊(『サーラ叢書』一五)。インドから中国を経て日本に至るまでの浄土教教理形成の歴史的過程を解説した書。全一一章で構成されており、インドの浄土経典から派生した浄土教教理を、インド・中国・日本の諸師がいかに受容し展開していったかを体系的に分析している。結論として著者は、親鸞が法然教学を拡充し、日本浄土教を大成したとする見方を打ち出している。
【執筆者:伊藤瑛梨】