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「曲彔」の版間の差分

提供: 新纂浄土宗大辞典

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2018年9月17日 (月) 01:17時点における版

きょくろく/曲彔

僧侶が用いる椅子。法要のとき導師などが用いる。中国より禅宗の僧がもたらした。肘掛けから背板が曲線になっているところからこの名がある。四本の脚は二本ずつ交叉し、腰を掛けるところは大抵皮張りであるが、畳座で四脚のものもある。全体は朱か黒の漆塗りで、金メッキした金具で装飾が施されている。


【執筆者:太田正敬】