「安土宗論」の版間の差分
提供: 新纂浄土宗大辞典
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2018年3月30日 (金) 06:17時点における最新版
あづちしゅうろん/安土宗論
一
天正七年(一五七九)五月二七日、安土浄厳院で行われた、浄土宗と日蓮宗との、教学に関する論争。安土問答ともいう。
【参照項目】➡安土問答一
【執筆者:編集部】
二
一巻。著者不明。万治三年(一六六〇)の写本奥書を持つので、成立はそれ以前になる。安土宗論について記した書。内容は、宗論の発端から結末までの概略、負けとされた日蓮宗側が織田信長の家臣に提出した詫び証文と、宗論の結果を所司代村井貞勝に報じた織田信長の書状などの写し、さらには負けた日蓮宗を揶揄した狂歌が載せられていて、浄土宗寄りの記述となっている。
【所収】仏全九七
【執筆者:伊藤真昭】