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提供: 新纂浄土宗大辞典

 
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2018年3月30日 (金) 06:35時点における最新版

ゆうさつ/祐察

—延宝九年(一六八一)七月九日。直蓮社心誉本阿。川越蓮馨寺一二世。一三歳にして伝通院聞悦の室に投じ修学した後、京都や南都に遊学して唯識因明を学び、華厳や法華にも精通した。博覧強記であったため経蔵と呼ばれた。また『円覚経』を講じたときには聴衆が群集した。寛文一〇年(一六七〇)蓮馨寺晋山した。


【資料】『鎮流祖伝』(浄全一七)、『総系譜』『浄源脈譜』(共に浄全一九)、『川越蓮馨寺志』(浄全二〇)、『浄土列祖伝』(続浄一六)、「蓮馨寺歴代略記」(『埼玉叢書』四、国書刊行会、一九七〇)


【執筆者:石川達也】