「祐月」の版間の差分
提供: 新纂浄土宗大辞典
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2018年3月30日 (金) 06:35時点における最新版
ゆうげつ/祐月
正徳三年(一七一三)—天明四年(一七八四)七月五日。深蓮社海誉得阿還愚祐月。知恩院五八世。信濃国上高井郡川田村(長野市若穂川田)宮崎家の出身。一〇歳で出家し、その後祐天寺祐海に師事。祐月の号を賜る。鴻巣勝願寺を経て、瓜連常福寺四八世となり、小石川伝通院に進み、安永九年(一七八〇)知恩院五八世となる。在世中、天明の大飢饉が起こり飢餓に瀕する一万余の人々へ白米、玄米等二五石三斗三升の施米を行った。
【参考】『大本山増上寺史』(大本山増上寺、一九九九)
【執筆者:和田典善】