「法然上人正伝」の版間の差分
提供: 新纂浄土宗大辞典
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2018年3月30日 (金) 06:32時点における最新版
ほうねんしょうにんしょうでん/法然上人正伝
望月信亨編。明治四四年(一九一一)二月、記念報恩会刊。法然七〇〇年遠忌にあたり諸種の伝記資料からその正伝を編述したもの。法然の別伝や略伝はもとより、行状の一部のみを収録した伝記資料をも可能な限り収集し、誕生から入寂に至るまでの一代伝歴が記されている。その構成は一〇〇項よりなり、各場面には題が設けられているため、その内容を把握することが容易である。初学者にとって法然の伝記の概要を知る上で便益な書である。
【執筆者:加峯康敬】