「白道寺」の版間の差分
提供: 新纂浄土宗大辞典
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2018年3月30日 (金) 06:31時点における最新版
びゃくどうじ/白道寺
福井県坂井市丸岡町石城戸町。二岸山。福井教区№四。元知恩寺末。開山は幡随意。白道寺の名は幡随意の号にちなむ。徳川家康の命により、キリシタン折伏のために九州を訪れていた幡随意が島原に建立した観山寺が前身。慶長一九年(一六一四)、島原藩主有馬直純が日向国延岡へ移封の際、観山寺も延岡に移転し、名を白道寺と改めた。さらに元禄八年(一六九五)、有馬清純が越前国丸岡へ移封されるのに伴い丸岡に移転。以後、有馬家歴代の菩提寺となる。
【資料】『蓮門精舎旧詞』四五
【執筆者:溝淵寛雅】