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提供: 新纂浄土宗大辞典

 
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2018年3月30日 (金) 06:28時点における最新版

だいき/大基

天明五年(一七八五)一月二三日—明治三年(一八七〇)二月二五日。常蓮社立誉行阿、あざな如法。また金剛志ともいう。生国は肥前国、剃髪の師は筑後国心光寺の弁乗。伝通院に入って智門と鸞洲から宗乗を学ぶ。蝦夷地善光寺の幹事を経た後に上洛し、天台・唯識・華厳などを習得した。徳本行者に随行して伝通院に帰山し、華王窟を預かる。天保三年(一八三二)、徳川斉温なりはるの請いにより尾張国建中寺二七世となった。著書に『尾陽往生伝』三巻などがある。


【資料】『略伝集』(浄全一八)


【参考】名古屋市役所編『名古屋市史人物編』下(国書刊行会、一九八一)


【参照項目】➡尾陽往生伝


【執筆者:加藤弘孝】