「印可」の版間の差分
提供: 新纂浄土宗大辞典
Seishimaru (トーク | 投稿記録) 細 (1版 をインポートしました) |
|
(相違点なし)
|
2018年3月30日 (金) 06:19時点における最新版
いんか/印可
印はしるし、証明すること。可はよろしいと認めること。『観経疏』に「もし仏意に称えば、すなわち印可して、如是如是と言いたまう。もし仏意に可わざれば、すなわち汝等が所説、この義不如是と言いたまう。印したまわざる者は、すなわち無記・無利・無益の語に同じ。仏の印可したまう者は、すなわち仏の正教に随順す」(聖典二・二九〇/浄全二・五六下)とある如く、主に仏や師僧によって、弟子が法を体得したことを許可、承認する場合に用いられる。
【執筆者:兼岩和広】