「四神足」の版間の差分
提供: 新纂浄土宗大辞典
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しじんそく/四神足
四つの神足。四如意足ともいう。三十七菩提分法の一つ。Ⓢcatvāra ṛddhipādāḥ。神通力を生じる足となる四つの定のことで、以下の四種のこと。①欲三摩地断行成就神足。意欲によって種々の神通力を生じさせる三昧。②勤三摩地断行成就神足。精進によって種々の神通力を生じさせる三昧。③心三摩地断行成就神足。心によって種々の神通力を生じさせる三昧。④観三摩地断行成就神足。観によって種々の神通力を生じさせる三昧。
【資料】『大毘婆沙論』一四一、『俱舎論記』二五
【参照項目】➡菩提分法
【執筆者:石田一裕】