「塵添壒囊鈔」の版間の差分
提供: 新纂浄土宗大辞典
Seishimaru (トーク | 投稿記録) 細 (1版 をインポートしました) |
|
(相違点なし)
|
2018年3月30日 (金) 06:25時点における最新版
じんでんあいのうしょう/塵添壒囊鈔
二〇巻。観勝寺行誉が文安三年(一四四六)五月二五日に著した『壒囊鈔』七巻五三六項に、重複を避けるため取捨された作者不詳の『塵袋』一〇巻の一部二〇一項を加えて天文元年(一五三二)二月三日に作られたもの。選者は釈氏某比丘とあるのみで不詳。「塵添」は『塵袋』を添加したことの意か。和漢の故事、漢字の義理、言語の起源などの雑事が収められ、それが「壒囊」命名の由縁と考えられる。
【所収】仏全一五〇
【執筆者:髙橋寿光】