「古経堂詩文鈔」の版間の差分
提供: 新纂浄土宗大辞典
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こきょうどうしぶんしょう/古経堂詩文鈔
養鸕徹定著。八巻。明治期の成立。徹定が晩年に自らの詩文を厳選して侍者に浄書させたもの。二部現存する。序・記・跋・銘・疏・五言古詩七言古詩・五言律七言律・五言絶七言絶の八巻からなり、徹定の文学・思想・行跡のみならず当時の仏教界をとりまく情勢を知るための貴重な資料である。また本書の草稿本として、徹定遷化後に遺稿の散逸を避けるため合綴された『古経堂詩文鈔草稿』がある。
【所収】『古経堂詩文鈔』正(徹定上人遺文集刊行会、一九七七)
【参考】『古経堂詩文鈔』別冊(徹定上人遺文集刊行会、一九七八)
【参照項目】➡養鸕徹定
【執筆者:石川達也】