操作

「概説浄土宗史」の版間の差分

提供: 新纂浄土宗大辞典

 
(1版 をインポートしました)
 
(相違点なし)

2018年3月30日 (金) 06:21時点における最新版

がいせつじょうどしゅうし/概説浄土宗史

恵谷隆戒著。昭和一一年(一九三六)四月、佛教専門学校出版部刊。浄土宗学を研究しようとする初学者のために、宗史の梗概を会得させるために、同じ著者の『略述浄土宗史』を改訂増補したもの。第一篇開創期(六章)、第二篇持続期(五章)、第三篇大成期(八章)、第四篇革新期(六章)に分かち、宗史研究の目的・意義などを述べた序論と「浄土宗略系譜」「諸本山住持次第」の付録からなる。大島泰信の『浄土宗史』(浄全二〇)を継承したもので、代表的な宗史入門書である。昭和五三年(一九七八)三月『補訂版概説浄土宗史』として隆文館から再刊されている。この版が『浄土宗選集』七に再録されている。


【執筆者:宇高良哲】