「御神籤」の版間の差分
提供: 新纂浄土宗大辞典
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おみくじ/御神籤
神社・仏閣等で吉凶を占うために引く籤のこと。お御籤、お仏籤、御御籤、御仏籤、おみ籤、または、みくじ、神籤、御籤、仏籤などとも表記する。原則として、神社のものは「神籤」、寺のものは「仏籤」とする。現在では、みくじ箋(みくじ紙)と呼ばれる紙片を用いるものが一般的である。古代においては、国家の祭祀や政治、後継者を選ぶなどの重要な場面において、神仏の意志を占うために籤引きをする習慣があった。現在の神籤は、参詣者が個人の吉凶を占うために行われ、鎌倉時代初期から行われるようになったとされる。
【執筆者:江島尚俊】