「良真」の版間の差分
提供: 新纂浄土宗大辞典
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2018年3月30日 (金) 06:35時点における最新版
りょうしん/良真
—永正八年(一五一一)一月二八日。如月(または威照)。清浄華院一九世、金戒光明寺一五世。伊勢守平貞国の子。僧秀良玉(清浄華院一七世、金戒光明寺一四世)について教えを受けた。はじめ越前正覚寺にいたが、良玉のあとを受けて清浄華院に住持し、さらに金戒光明寺を兼帯した。当時の金戒光明寺は、応仁の乱により堂宇が焼失し、なおかつ衆徒の四散もあり、かなり荒廃していたため、良真は清浄華院に留まり、明応九年(一五〇〇)九月、後土御門天皇の臨終の善知識を勤めた。
【資料】『清浄華院誌要』『黒谷誌要』(共に浄全二〇)
【執筆者:今井英之】