「平井正戒」の版間の差分
提供: 新纂浄土宗大辞典
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ひらいしょうかい/平井正戒
明治三九年(一九〇六)—昭和二〇年(一九四五)五月二九日。忍蓮社徳誉三阿無作。佛教専門学校修了後、大谷大学専修科において修学し、その後、知恩院山内専修道場で研鑽を積む。平井家に養子縁組し滋賀県神崎郡円光寺に入寺。昭和一六年(一九四一)『隆寛律師の浄土教』を刊行。本書は昭和八年(一九三三)に金沢文庫で発見された新出の隆寛の著作を駆使し、隆寛の教学を解明した労作である。出版後に出征し、同二〇年五月二九日ビルマで戦死。
【参照項目】➡隆寛律師の浄土教
【執筆者:伊藤茂樹】