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「須臾」の版間の差分

提供: 新纂浄土宗大辞典

 
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2018年3月30日 (金) 06:27時点における最新版

しゅゆ/須臾

しばらく、少しの間、あるいは瞬時の意。また時間の単位として用いられ、一昼夜の三〇分の一、すなわち約四八分を表す。時間の単位としてはⓈmuhūrtaの訳語として用いられ、牟呼栗多むこりったと音写される。また瞬時を意味する場合はⓈkṣaṇaの訳語としても用いられ、刹那とも同義語となる。すなわち須臾の語が意味する時間の長さは一瞬から四八分くらいまでの幅があり、その程度は文脈によって決定されるべきであり、一概に規定できない。


【参照項目】➡刹那


【執筆者:石田一裕】