「真宗高田派」の版間の差分
提供: 新纂浄土宗大辞典
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しんしゅうたかだは/真宗高田派
真宗十派の一つ。略して高田派とも称す。本山は高田山専修寺(三重県津市一身田町)。下野国高田の門弟集団を起源とし、面授の弟子の真仏と顕智により結成された。親鸞の真蹟を多数所蔵している。嘉禄二年(一二二六)、親鸞が下野国高田に一寺を建立し専修阿弥陀寺と称したと伝えられる。一〇世の真慧のときに本山が関東から伊勢に移動。これ以降、伊勢専修寺が本山として中心の活動をなしている。真慧の教化活動は著作類も含め非常に積極的なものであった。近代に入り種々の仏教社会福祉事業も推進している。
【参照項目】➡真宗十派
【執筆者:浅井成海】