「浄土教史」の版間の差分
提供: 新纂浄土宗大辞典
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じょうどきょうし/浄土教史
岩崎敲玄著。昭和五年(一九三〇)六月、白光書院刊。善導大師一二五〇年遠忌の記念に出版、三篇五八章から成る。インドにおける浄土教の起源から明治日本までの浄土教および浄土宗の歴史を編年体でまとめている。内容は、第一篇・印度及び西域(全八章)、第二篇・支那及び朝鮮(全二四章)、第三篇・日本(全二六章)から成り、各章中で項目別に解説があるため、浄土教史を全体的に把握する際には有益な著作である。昭和五九年(一九八四)五月、国書刊行会より『浄土宗学研究叢書』宗史・宗論篇として再刊。
【参照項目】➡岩崎敲玄
【執筆者:江島尚俊】