「猊下」の版間の差分
提供: 新纂浄土宗大辞典
Seishimaru (トーク | 投稿記録) 細 (1版 をインポートしました) |
|
(相違点なし)
|
2018年3月30日 (金) 06:23時点における最新版
げいか/猊下
高僧の敬称。猊座下の略。猊座は獅子座と同義。仏・菩薩の座る座床を獅子座というが、後世転じて碩学高徳僧が座る場所も獅子座とされ、その座下に拝伏するという意味を表すために猊座下といい、これが略され猊下という。現在では一宗を代表する門主や管長に対する敬称として使われる。浄土宗では浄土門主の尊称として用いられる。「猊」は狻猊という中国の伝説上の生物であり、獅子と似たものとして同一視されてきた。
【参照項目】➡台下
【執筆者:今岡達雄】