「かくし念仏考」の版間の差分
提供: 新纂浄土宗大辞典
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かくしねんぶつこう/かくし念仏考
高橋梵仙著。全二巻。昭和三一年(一九五六)三月、日本学術振興会刊。東北地方の隠し念仏についての研究書。江戸中期、東北地方(陸奥仙台藩水沢地方)に流伝したとされる「かくし念仏」の起源・所依の経典・かくし念仏の教団・教義・行事等を記すとともに、資料ならびに明治から昭和二六年(一九五一)にかけて新聞等に記載された「かくし念仏」信者等への弾圧や事件に関する記事についても細かく集録している。昭和四四年、巌南堂書店より再刊。
【執筆者:工藤美和子】