「問訊」の版間の差分
提供: 新纂浄土宗大辞典
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2018年3月30日 (金) 06:35時点における最新版
もんじん/問訊
礼法の一つ。合掌して相互に低頭することをいう。導師・上座に対し、または互いに合掌して敬意を表して丁寧に体を曲げて低頭することをいい、単に頭を下げることを低頭と称して区分している。問と訊とは、ともにたずねる意で、言葉を述べて挨拶することであったが、挨拶語なしで、ただ敬礼することをいうようになった。扇を執持して問訊する場合は、扇の表を上方に、要を右に、扇を横にして合掌した親指と人差指の間にはさむ。
【参照項目】➡低頭
【執筆者:坂上典翁】