「房号」の版間の差分
提供: 新纂浄土宗大辞典
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2018年3月30日 (金) 06:32時点における最新版
ぼうごう/房号
僧侶の呼び名で、僧名に用いられることもある。房号は僧侶の住居にちなんでつけられることが多いが、必ずしも住居にちなむわけではない。前者の例には証真がいる。証真は比叡山の宝地房に住したので、宝地房証真あるいは、ただ宝地房とよぶ。後者の例は法然があげられる。法然は叡空が「真にこれ、法然道理の聖なり」(聖典六・二三)と随喜したことにちなむ房号であり、住居によったものではない。また法然のように、房号が僧名として知られていることも多い。
【参照項目】➡房
【執筆者:石田一裕】