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「法儀司」の版間の差分

提供: 新纂浄土宗大辞典

 
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2018年3月30日 (金) 06:32時点における最新版

ほうぎし/法儀司

式師の最高位の法階法式について卓越した技能を保持し、式師の育成と法式制度の確立に寄与し、声明道の伝授に当たる法式権威者。法儀司は、一級法式教師が多年にわたって法要儀式に関することを教導し、その功績が顕著である者の中から法式審議会の議を経て叙任される。また、法儀司として功労のある者には、法儀職の称号を授与している。法式審議会は、法儀司、総・大本山執事長の推薦による執事・学識経験者から構成され、法式の厳正とその統一をはかり、宗務総長の諮問に応じて意見を答申する組織。法式指導者協議会は法儀司法式教師から構成され、法式審議会が答申した事項の周知徹底と、法式に関する指導と連絡調整を図るための組織である(「法式に関する規程」宗規二九)。


【参照項目】➡式師


【執筆者:西城宗隆】